
やりくり上手になるにはどうしたらいいのかな。節約雑誌を読んでやってみてもうまくいかないよ……。やりくりってホント難しい💦
昔のわたしは雑誌や本の方法を真似してみても、うまくいかなくて困っていました。
そもそも欲しい物がたくさんありすぎて途中で嫌になっちゃうんですよね💦💦
「そんなに我慢なんてできないよー!!」って。
わたしなりに一生懸命我慢しても、思っているほど全然貯まらないし。
だけど、そんなわたしでも今では1,000万円のへそくりを持つやりくり主婦になることができました。
どうしてやりくり主婦になれたかというと、下の二つの基本がわかるようになったからでした。
- 無理しない「我慢」の仕方
- うまくいく「頑張り方」
なぜなら、この二つがわかっていないと頑張り方がズレるので、頑張ってるはずなのに貯金できないってなりやすいからです。
逆に言うと、この二つの基本さえ知っていれば、同じ節約テクニックをやっていても結果が出やすいので、ぜひ実践してみてください。
やりくり上手になるには無理しない「我慢」の仕方が大事
やりくり上手な人とやりくり下手の人の差って、「我慢できるかできないか」ではなくて、「我慢の仕方」が全然違います。
昔のわたしのように、やりくりが下手な人って

無駄遣いしちゃったから(節約しなきゃいけないから)、ガマンしよう。
って考えて我慢していませんか?
これって、やりくりができない人の「我慢の仕方」なんです。
なぜなら「義務感だけ」でとにかく我慢しているし、ずーっと自分の欲望を押さえつけているだけなのでそのうち爆発してしまうからです。
一方、やりくり上手な人は

○○が欲しいから、我慢しよう。
って考えています。
つまり、自分の「もっと欲しい物」のために「目の前の物」を我慢。そうすれば「もっと欲しい物」が手に入るから。
やりくり上手な人は、我慢が義務感ではなくて「欲しい物を手に入れるための手段」。
だから、楽しく・無理なく我慢ができます。
実際、わたしも初めて楽しくやりくりできたのは「憧れのカゴバッグが欲しくて頑張った時」でした。
(プロフィール記事に当時のエピソードを紹介しています♪)

それと、サンキュ!などの節約雑誌を見ても、みんな欲しい物ややりたいことのために我慢してるんだよね。
ただ、サンキュ!などの例は「その人にとって」欲しい物のために頑張ってるので、そのままマネしてもうまくいきません。
例えば、「ごほうびスタバ」ってスタバが超好きな人にとってはいいけど、そこまで好きじゃない人にとっては意味がないです。
本当に自分が欲しいと思っている物、そのためなら頑張れる物を目標に立てると、楽しく無理なく我慢ができます。
やりくり上手になるにはうまくいく「頑張り方」が大事
実は、やりくり上手な人とやりくり下手な人は「頑張り方」も全然違っています。
昔のわたしのような「やりくり下手な人」は

失敗しないように、今度こそ貯金を頑張ろう!
って決心して始めませんか?
でも、これがやりくりがうまくいかなくなる原因なんです。
なぜなら、1年間で50万~100万円位を貯めよう!という目標を立てている人が多いけど、そんな大金は一ヶ月や二ヶ月じゃ貯められません。
収入にもよるけど、半年から一年ぐらいかかります。
半年から一年、「慣れない貯金」を「まったく失敗なし」ってどう考えても難しいと思いませんか?
実は、ちょっとぐらい失敗しても大丈夫。
なぜなら、失敗すると「原因」がはっきりわかるので、次はもっと成功しやすい方法にチャレンジできるからです。
だけど、やりくり下手な人は失敗したらすぐ諦めるので、失敗が失敗で終わります。
一方、やりくり上手な人は「失敗しないように頑張ろう!」ではなく「失敗してもいいからやってみる!」と思っています。
こういう風に考えていると、失敗しても「自分に合わない方法だった」「どうすれば自分に合う方法になるかな?」と原因を考えます。
その結果、最初は同じ失敗をしていても、改善した分うまくいくので貯金ができるようになっています。
「失敗しないように頑張ろう!」「失敗してもいいからやってみる!」ってどっちでもいいように思うけれど、実は失敗するか成功するかの大きい違いになります。

雑誌のサンキュ!に「失敗してたけど他の方法で成功した」っていう話が多いのはそのせいだよ。
なので、気になるやりくり方法があったらまずはやってみて、うまくいったらそのままでOK。
でも、もし失敗したら原因を考えて、どうしたら成功するか?って次の方法にチャレンジすると頑張りが報われやすくなります。
【体験談】家計簿づけに失敗したら、自分に合った家計簿づけが見つかった話
昔のわたしは、丸山晴美さんがおすすめしていた1週間×5週の家計簿(5週間家計簿)にチャレンジしたことがありました。
5週間家計簿とは、1ヶ月を5週間にわけて、1週間ごとの予算を決めて支出を書いていくというものです。
新しい家計簿のつけ方で、これなら続く!カンタンですよ~!って雑誌で紹介されていました。

だったら、わたしにもできるかな~?
そう思って始めたんだけど、わたしにはまったく合いませんでした。
というのも、週ごとに支出を決めたけど、当時のわたしは実家暮らしだったので毎日支出することがあまりありませんでした。
当時、毎日出費するのはランチ代ぐらいだったけど、ランチ代は週2500円以内と決めていたので、ランチしか使わない週はものすごく黒字。
一方、洋服や化粧品買った時は半端ないオーバー(苦笑)
週ごとに管理しても、週によっての支出の変動が激しすぎて意味がなかったんです。
家計簿をつけても赤字になるので本当に困りました。つけても意味がありません。
普段だったら

もう、家計簿づけなんてわたしには合わない!無理!
って諦めていました。
だけど、その時、たまたま「失敗しない家計簿づけはどうしたらいいの?」って考えたんです。
そして、
- 「週管理はあわない」→「項目ごとの管理にしてみよう」
- 「手元のお金と家計簿が合わなくなるとストレスがたまる」→「いっそのこと細かいお金は書かなくていい方法にしよう」
- 「洋服代って使う時と使わない時の差が大きい」→「繰り越し型予算にしてみよう」etc
そう考えたら、わたし流の家計簿が生まれて続くようになりました。

当時はまったく気がついていなかったけれど、今思うとここが家計簿づけのターニングポイントでした。

こんな感じで失敗しても成功する方法に変えられるから、失敗しても大丈夫なんだ。
ちなみに、こういう話は「やりくりの方法」として聞くとちょっと新鮮に思えるかもしれないけど、実は料理ではみんな同じことやってます。
- ちょっと味が濃くて口に合わなかったら「次はしょうゆを少なめにしてみよう」
- △△さんのレシピって口に合わないな~と思ったら、別の人のレシピでやってみよう
普通にやってますよね。
同じことをやりくりに応用すればいいだけなので、難しく考えなくて大丈夫です。

苦手意識があると難しく考えちゃうけど、失敗した時は「何が原因がわかるようになった」って前向きに考えようね。
【まとめ】2つのコツでやりくり上手に必要な「頑張りが報われる」マインドを手に入れよう
この記事では、やりくり上手になるために必要な「2つのコツ」について紹介しました。
- 「義務感」ではなく「欲しい物」のために頑張る
- 「失敗しないように頑張る」ではなく「失敗したら成功に近づくチャンス」
この二つを知っていると、やりくり上手な人が持ってる「頑張りが報われやすいマインド」になっているので、ぜひ意識してみてください。
ちなみに、わたしの「失敗を改善した方法」はブログにたくさんあるので、悩んだときには同じような失敗がないかな?って探してみてください。
結構失敗しているので(苦笑)、ちょっとは参考になると思います。