こんにちは、元浪費家OLのさくらです。
今回は、「わたしが洋服の買い過ぎをやめられたきっかけ」について書こうと思います。
実は、わたしが買っても買っても欲しくて仕方がない!っていう状態から抜け出せたのは、「自分の深層心理(本音)」に気が付けたから。
そんな経験をしているので、どんなテクニックを使っても「欲しい気持ちが止まらない!」という人は、「深層心理」からアタックすると成功する可能性があります。
といっても、深層心理って深掘りしないといけないので、なかなか難しい……
そこで、わたしの過去の話で疑似体験をしてもらって気がつくきっかけになればいいなと思ってます。
ちょっと恥ずかしい部分もあるので、突っ込みたくなるかもしれません💦
だけど、その分参考になると思うので「欲しい気持ちが止まらない」という人はぜひ読んでみてください。
洋服買い過ぎて貯金0!お洋服が欲しくて欲しくて仕方がなかった昔話
学生時代のわたしはいつも

もっとかわいいお洋服があれば、もっとお金があれば、もっとかわいくなれるのに
って思っていました。
当時のわたしは、かわいくなればファッション雑誌にあるような「一ヶ月コーディネート特集」みたいな生活になれるんじゃないかな~と妄想するような女の子。

今は、こんなコーディネートなんてお金ないからできないけど、OLになったら、お洋服はたくさん買える!!楽しみー!!
って思ったりして。
そんな学生時代を過ごした子がOLになれば、お買い物ざんまいになるのは当然。
それに、OL用の服なんて持っていなかったから、当時は必要経費とすらだと思ってお買い物を楽しんでました。
だけど、数年後、転機が訪れました。
ある時、クローゼットや引き出しにパンパンに入ったお洋服を見て、

わたし、こんなにお洋服を買ってどうするんだろう?
と、ふっと我に返ったんです。
同時に自分の中で「あれ?」っていう気持ちが出てきました。
そういえば、たくさんかわいいお洋服をもっているけど、学生の時に思い描いていた感じと違う!って。
学生の時は、たくさんのお洋服があったら幸せだろうな♪なんて思っていたのに、別にそこまで幸せじゃない。
あれ?
予定では「一か月コーディネート生活」だったはずなのに💦
洋服買いすぎて貯金0だったわたしの深層心理。洋服が欲しかったわけじゃない
その時に、わたしが憧れていたのは華やかなOL生活で、たくさんのお洋服に囲まれていることではなかったんだ、ってはっきり気がつきました。
もちろんおしゃれは大好き。
でも、お洋服をたくさん買って、ちょっとは周りの人にかわいいですね♪とか言われたけど、でも、思っていたような華やかなOL生活とはちがう、残業ばっかりの日々。

自分の思っていた理想と現実が全然違う~!!
その時、せっかく洋服に多くのお金を使っているのに、幸せを感じていないのは本当にもったいない!って思いました。
よーく考えてみると、当たり前のことなんだけれど
お洋服をたくさん買って今よりかわいくなったとしても、「一か月コーディネート生活」みたいなキラキラ生活が手に入るわけではありません。
(ちょっとは関係があるだろうけど……)
手に入るものは、単に 「お洋服」
わたしはそこに気がつかなかったから、すでにたくさんのお洋服や物を持っていたのに、なんか満たされない、なんか幸せじゃなくて、お洋服を買い続けていました。
かわいいお洋服を買えば、何かが変わるような気がして。
だから、自分が本当に必要としている以上に買っていました。
当たり前だけれど、「欲しいもの」はお金で買えるけれど、「幸せ」ってお金で買えません。
本当に当たり前に思えるけれど、でも、何かがきっかけで「人は○○を買うと幸せになれる」って思いこんでしまうんです。
そう思い込んでいると、買うときは幸せを買えていると錯覚しているけど、本当は買えてないので心が満たされません。
だから、たくさんの物があってもお買い物にはまってしまうんです。
「もっとかわいい物・素敵な物があれば、幸せになれるはず」って。
わたしはこのことに気がついたら、買いたくて買いたくて仕方がない気持ちを抑えられるようになりました。

昔話の中で、この話が一番恥ずかしー💦💦
洋服の買い過ぎをやめられたのは、実は1冊の小説のおかげでした【図書館にあるよ】
ちなみに、わたしが自分の深層心理に気が付けたのは、実は学生時代に「宮部みゆきさんの火車」を読んでいたからでした。

自力では、こんな風に考えるのは無理💦💦
火車を読んで
「幸せになりたい」その誰もが持っている気持ちが、自己破産への引き金になる。
という事実を知っていたからこそ、「自分の心の奥底」を覗くことができて「妄想の幸せ」に気が付くことができました。
そう考えると、わたしがお買い物大好き女子を卒業できたのは、本当にこの「火車」のおかげでした。
なので、わたしとしては真っ先に読んだ方がいいお金の本と言ったら、この「火車」。
20年経っても廃版にならずに今も読み継がれている傑作だし、レビューを見て分かるように高評価。
だけど、もし世の中の評価が低かったとしても全力でおすすめするぐらい、わたしを変えた本でした。
わたしと同じような人は、ぜひ一度読んでみてください。きっと変われます。

ちなみに、超人気小説なのでほとんどの図書館においてあると思います。
ところで、テクニック的なことは「深層心理」の問題が片付くとグッと成功しやすくなります。
参考までに、無駄遣いをしない方法は下の記事でまとめているので、よかったら見てみてください。
