
そう思ったことはありませんか?
テレビで流れている消費者金融やカードローンのCMは、いつもさわやかで、時に楽しいCM。そして、最後には決まって「ご利用は計画的に」。
今はテレビをつけると、消費者金融やカードローンのCMがものすごく多いです。
たくさんこういうCMを見ていると、使っちゃいけないものだけど、でも、使うときは計画的に利用すれば大丈夫って思っちゃったりします。
だけど、計画的にキャッシングを利用するのって、実は超難しい!
普通のひとはできないんじゃない?って思うぐらい難しいことなんです。

そこで、「計画的に利用」するのが実はとっても難しい理由について説明します。
ご利用は計画的に!が無理な理由。高い金利だけが理由ではありません。
それも理由の一つだけれど、もっともっと基本的な理由で無理なんです。
そもそも、借りるのは「今の給与でやっていけてないから」です。
でも、借りたら次の月からは返さないといけない=今よりもっと使えるお金が少なくなる中で暮らさないといけないということです。
例えば、「月々1万円の返済なら大丈夫♪」って思うかもしれません。
でも、月々1万円ってとっても大変です。
そもそも、キャッシングをする=今の生活がカツカツ。
つまり、今まで月々1万円の貯金をしなかったぐらい、カツカツな暮らしということ。
そんな中で、月々1万円をキャッシングの支払いに充ててしまうと、苦しい「今」の生活がもっと苦しくなるっていうことです。
それに、借りたお金を全部払うまで、欲しいものは我慢しなければいけません。
1ヶ月ぐらいなら我慢できても、借りたお金を完済するまでずっと我慢し続けられるかというと、それってとっても難しい。
だから、ガマンができなくて、またキャッシングやローン、リボ払いで買ってしまい、自転車操業になりやすいんです。
キャッシング、ローン、リボ払いに共通する真実
なので、キャッシングやローン、リボ払いは計画的に使えばいい物ではなくて、「計画的に使いこなすのはとっても難しいもの」なのです。
計画的に使える条件があるとすれば、それは
- 「確実に収入Upが見込める状態であること」
- 「そして、その収入Up分を返済に回せること」
この二つを満たせば、今の生活基準を変えることなくキャッシングやローン、リボ払いをしても、無理なく支払えます。
(ちなみに、家のローンは別なのは、家のローンは家賃で相殺されて生活費を圧迫しないと考えるからです。)
逆に言うと、この2つの条件を満たさない限り、キャッシングやローン、リボ払いの支払いは、自分の生活に大きい痛みを伴います。
なので、どうしても借りる必要があるのなら、「本気で今の生活を絞る」その覚悟のもとで借りることが大事。
「計画的に利用すれば大丈夫!」という気持ちだけしか持ってないと、「覚悟」がないため、とっても危険です。
小さな違いで、キャッシングやローンばかりの人生を卒業できます
どうせ月々1万円の痛みを伴うのであれば、「キャッシングやローン、リボ払い」のためより、「貯金」した方がいいって思いませんか?
実は、キャッシングやローンをしていない人は、前もってそういう時のためのお金を積み立てておいて(貯金)、そこから引き出しているだけ。
一方、キャッシングやローンをしている人は、お金を積み立てていないので、後からお金を払っています。
「前もって」「後から」、たったそれだけの違いなんです、キャッシングと貯金の違いって。
それなのに、貯金をはじめるか、キャッシングをはじめるかで、未来は大きく変わります。
最後に
キャッシング、ローン、リボ払いは「計画的に利用すればいい」かもしれないけど、計画的に利用するのはそもそも難しい。
企業はそれを知りつつ、ご利用は計画的に!とさわやかなCMを出しています。
そういうCMに惑わされないようにしてくださいね。
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