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買い物大好きOLからやりくりOLになったきっかけ

貯金ができるようになったきっかけ

無事、学校を卒業した後はOLになりました。

学生時代、月6万円でやりくりした経験を生かして、OL時代は順調に貯金できるようになりました。

めでたしめでたし。

……で終われればよかったのですが、実はここでも一つ、やっちゃいました。

やっぱり洋服が欲しくて欲しくて仕方がなかったわたし

月6万円で楽しくやりくりをしていたけれど、雑誌を見ては「もっとお洋服が欲しいな~。かわいいな~。でも買えない……(涙)」

だから、いつも『もっとかわいいお洋服があれば、もっとかわいくなれるのに』って思っていました。

しかも、かわいくなれば、ファッション雑誌にあるような一ヶ月コーディネート特集みたいな生活になれるんじゃないかな~と勝手に妄想したり(笑)

『今は、こんなコーディネートなんてお金ないからできないけど、OLになったら、お洋服はたくさん買える!!こんな感じなのかな……?』となんとなく思ったりして。

むかしのわたしは、ちょっと能天気な女子でした。

お買い物OL時代のわたし

そんな子がOLになれば、お買い物ざんまいになるのも当然。

それに、OL用の服なんてそんなに持っていなかったから、当時は必要経費だと思っていたぐらいです。

しかも、もともと月6万円で頑張っていたから、「欲しい!」と思ったら何でも買える!と思えるぐらいたくさん買えました。

さくら
楽しいな~。お買い物♪

そんな風にお買い物を楽しんでいました。

お買い物OLを卒業するきっかけ

だけど、ある時、クローゼットや引き出しにたくさん入ったお洋服を見て、

さくら
わたし、こんなにお洋服を買ってどうするんだろう?

と、ふと我に返りました。

わたしは、いつの間にか着まわせないぐらいお洋服を買っていたんです。

「わたし、なんでこんなに買っちゃったの?」

同時に自分の中で違和感が出てきました。

そういえば、たくさんかわいいお洋服をもっているけど、学生の時に思い描いていた感じと違う!って。

学生の時は、たくさんのお洋服があったら幸せだろうな♪なんて思っていたのに、別にそこまで幸せじゃない。

あれ?

予定では「一か月コーディネート生活」だったはずなのに(笑)

わたしが気がついた、本当のこころ

実は、わたしが憧れていたのは華やかなOL生活で、たくさんのお洋服に囲まれていることではなかったんだ、ってその時初めて気がつきました(もちろんおしゃれは大好きだけど)。

お洋服をたくさん買って、ちょっとは周りの人にかわいいですね♪とか言われて、もちろんうれしかったけれど、でも、思っていたような華やかなOL生活とはちがう、普通の日々。

自分の思っていた理想と現実が全然違う~!!

その時、せっかく洋服に多くのお金を使っているのに、幸せを感じていないのは本当にもったいない!って思いました。

(この辺は学生の頃の節約の経験が生きてます。よかった!)

よーく考えてみると、当たり前のことなんだけれど

お洋服をたくさん買って今よりかわいくなったとしても、「一か月コーディネート生活」みたいな、キラキラ生活が手に入るわけではないんですよね(ちょっとは関係があるけど)。

手に入るものは、単に 「お洋服」。

わたしはそこに気がつかなかったから、すでにたくさんのお洋服やモノを持っていたのに、なんか満たされない、なんか幸せじゃなくて、お洋服を買い続けていました。

かわいいお洋服を買えば、何かが変わるような気がして。

だから、自分が本当に必要としている以上に買っていたんだって、気がつくことができました。

気がつくことができてからは、お洋服への情熱も穏やかになって、程よくお買い物ができるようになりました。

わたしが、自分の気持ちに気がついたきっかけの本

実は、わたしがこんな風に自分を分析できたのは、たまたま友人が貸してくれた一冊の本を読んでいたことがきっかけでした。

その本は、宮部みゆきさんの「火車」です。

火車 [ 宮部みゆき ]

価格:1,069円
(2018/1/28 22:28時点)
感想(83件)

この小説は、カード社会や自己破産というテーマとからめて書かれたミステリー。

カード社会や自己破産と聞くと、普通は

  • 自己破産するのは、本人が悪い(ギャンブルやショッピングにはまる、連帯保証人になるなど)
  • 逆に自己破産になるのは個人の問題より社会の問題(連帯保証人制度がよくない、返済能力を超えて貸す相手もよくない)

とだけ捉えてしまいがちですが、この本は違いました。

「幸せになりたい」その誰もが持っている気持ちが、自己破産への引き金になる。

そう書いてあったのです。

これを読んで衝撃を受けていたからこそ、たくさんのお洋服を見たときに気が付けました。

そうじゃなかったら、今でもお買い物大好き女子だったかも?

だから、わたしとしては、真っ先に読んだ方がいいお金の本と言ったら、この本。それぐらい気に入ってます。

ちなみに、わたしは本好きなので一気に読んでしまいましたが、特に小説を読みなれていない人は、図書館で借りたほうがいいかも?

宮部さんは読ませる力が強いので大丈夫だとは思うけど、お話はやっぱり長いです。それに、出版されてずいぶん経つので図書館でもすぐ読めるだろうし。

ちなみにレビューもすごく高評価です!だけど、もし世の中の人の評価が低かったとしても全力でおススメできるぐらい、わたしを変えた本でした。

最後に

わたしが浪費家女子から節約OLに変わった経緯のお話はこれでおしまいです。この後は、たまに失敗しても順調に貯金を殖やすことができました。

「貯金ができるようになった過去話(全5話)」、楽しんでもらえたらうれしいです。

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