わたしはシンプルライフ、持たないくらし系が大好きです。
なぜかというと「管理が楽だから」。
お部屋がすっきりしていると、こころもすっきりします。
だから、持つものは厳選したい。物が少ない分「いい物を買って長く使いたい」とずっと思ってきました。
だけど、「いい物」を求めることにちょっと疲れてしまいました。
そんなわたしの話です。
いい物を求めると疲れる理由
[kaiwa1]「いい物」を求めるときりがない[/kaiwa1]
あるとき、わたしはそう思いました。
例えば、タオル。
あるブランドでそろえたとしても、もうちょっと値段を出せばもっと素敵なタオルになります。
例えば、コート。
長く大切に着たいと思うからこそ、いい物を買おうと思っていました。
でも、「いい物」って、もっとお金を出すともっといい物が出てきます。
結局、どこまで「いい物」を求めればいいの?
それって、結局、収入によって「いい物」って違うっていうこと?なんだかよくわからなくなってきました。
その時「いい物を長く大切に」って、何か疲れちゃうな~と思ったんです。
お買い物を失敗できないプレッシャーもすごいし。
だから、「【いい物を長く使う】はもう止めよう!」そう思いました。
いい物を長く使うではなくて、好きな物をしっかり使う
そうはいっても、スッキリした部屋に暮らしたいし、お洋服もたくさんはいりません。
そんなときにひらめいたのが「自分の好きを大切にする」「好きな物をしっかり使う」でした。
「自分の好き」の基準なら、「いい物」っていう、わかるようなわからない、あいまいな基準に振り回されないですみます。
それに「いい物」でも「自分に合うかどうか」は別物。
大事なのは「いい物を長く」使うことよりも、「自分に合う物をしっかり」使うことだよね?と思ったんです。
自分に合うものだと、時にリーズナブルな値段な物もあります。
だから、長くは使えなくてもしっかり使っていれば、それはそれで十分って思うようになりました。
いい物じゃなくても、宝物。
そう考えたら「いい物」じゃなくても、自分に合った物なら「宝物」。
わたしがとっても愛用している、セリアで買った計量スプーンも宝物。
ダイソーで買ったシャンプーボトルも宝物。100円でわたしのストレスをなくしてくれた一品だから。
そう考えたらなんかすっきりしたんです。
いい物、素敵な物じゃなくてもいいんだ!って。自分の大好きが一番だねって(当たり前だけど(笑))
好きな物探しなら、ゆっくり探せて焦らない
いい物探しをしていた時は、すぐにいい物が欲しくなりました。
だけど、「好きな物」と思ったら、そんな気持ちがちょっと変わったんです。
わたしの好きな物ってなんだろう?って。
それには、今使っている物を大事に使うことが大事。そうすることで、はじめて自分に合った好きな物がよくわかるようになるから。
[kaiwa1]もうちょっと○○だったらいいのにな。でも、△△の点はすごく使いやすいんだよね、これ![/kaiwa1]
っていう感じに。
だから、すぐに買い替えるよりも、今使っているものにもちゃんと向き合おうって思ったら、焦っていた気持ちがちょっと収まりました。
ゆっくり自分の好きな物探しをしようって。
Instagramやブログで素敵なおうちを見ると、「ああいう風になりたい」という気持ちがつよすぎていつの間にかわたしは焦っていました。
だけど、「自分の好きを大事にする」「急がなくていい。自分の好きな物を選ぶための勉強も大事」って思うようになったおかげで、すごく楽になれました。
もし、わたしのように焦ったり、時に辛く感じちゃっている人がいたら、この考え方で少しでも楽になれたらうれしいです。