今はへそくり1,000万円持ってるわたしの「おバカ」なエピソード第2弾。
今は、奨学金が返せないってニュースが時々流れるので、わたしみたいにお気楽な人は絶滅危惧種かもしれないのですが、
昔のわたしは550万円の奨学金があったけど、まったく不安を感じてませんでした。(苦笑。だからお買い物にはまってました……。)
そもそも、総額いくらになるかもわかってなかったし。
なんで全然不安じゃなかったかというと、両親から
「働きながら返せばいいんだから心配しなくて大丈夫だよ」
って言われていて「そうだね」って思っていたからでした。
ただ、在学中に大学の後輩が

奨学金返さなきゃいけないから、無駄遣いしないように貯金してます。
と言ってきた時はさすがにびっくり?
慌てたわたしは、母に

奨学金、貯金しようと思うんだけどどう思う?
って聞いたら、母から帰ってきた答えが「借金で貯金なんてしてどうするの?しなくていいわよ。」

確かにそうかも?
と思って、結局、奨学金なのに無駄遣いばかりしてました。
ちなみに、母の「借金で貯金なんてしてどうするの?しなくていいわよ。」っていうセリフ、これば別に無駄遣いしろって言うことではなくて、
「借金で貯金なんてしてどうするの?それより、必要な本とかを買って有意義に使いなさい。だから無理に貯金なんてしなくていいわよ。」
っていう意味で言ったんだそう。
ただ、娘のわたしはそんな意図はまったく理解できず、飲み会やら洋服代など適当に使ってました?
そんな学生生活を過ごしてた後、550万円の奨学金返済とともに社会人デビュー。
とはいっても、まったく不安に思ってなかったので楽しく浪費家OLとして過ごしていたのですが、ある時、大学の先輩が心配?警告?してくれました。
たまたま、サークルのOB/OG会で奨学金の話をしたら

え?それって自己破産するときの目安を超えているよ?!
って言われたんです?
でも、やっぱりお気楽だったわたしは

先輩、大げさだな~!
って思って、あんまり深刻にとらえてませんでした(笑)

気が付けるタイミングがあるのに、ことごとくスルーしてるね、さくらは(苦笑)

うううう……。
そんなお気楽OLだったわたしなのですが、貯金が少しできるようになってふっと気が付きました。

彼(今の夫)は転勤族だから、わたしは仕事を続けられない。奨学金の返済はどうする?

さらに、結婚資金だって貯めなきゃいけないでしょ?わたし、どうするの?やばくない?!
今思うと、なんでお気楽OLのままでいられたかというと、「普通に返せるでしょ。みんな普通に返せているんだし」って思っていたからなんですよね。
(注:当時は奨学金の返済ができないっていう人はあくまで一部の人で、ほとんどニュースにもなってなかったし……)

いやいや、借りてる後輩、返済のこと考えてしっかり貯金してたじゃん?

う……確かに。
でも、
- 女性で550万円借りてる
- 彼が転勤族で結婚するなら仕事をやめなきゃいけない
それって奨学金を借りる人の中では、どう考えても「みんな」「普通」というより「マイナー」な方。
というのも、当時見ていた節約ブログで奨学金返済頑張ってます!っていう人は100万円台が多かったんですよね……。

アレ?わたしの金額ってかなりヤバい!?
そこで、ようやく
- そもそもわたしの状況は普通じゃない
- みんなが大丈夫だからと言って、自分も大丈夫かどうかはわからない
という当たり前のことに気がつきました(苦笑)
気が付くのがめっちゃ遅かったんだけど、でも、ある意味最後のタイミングで気が付けて本当によかった……
本当に、こんな感じで昔のわたしって「お金については」とってもおバカでした。

注:「お金については」ですよー!(笑)
前回のクレジットカードの分割払いの話に引き続き、今回もオチも教訓もなくてすみません??
だけど、こんなにおバカなわたしでも変われたので、無駄遣いばかりで貯金できないって悩んでいても、諦めなくてOK。
「きっかけさえ」あればホントに変われます。
ちなみに、わたしが最初に変わったきっかけはプロフィール記事に書いてるので、よかったら読んで「きっかけ」を疑似体験してみてください。
疑似体験でもハマると「自分が変わるきっかけ」になります。


ちなみに、これで黒歴史の話はおしまいです(笑)
ではでは、次回からはまた節約のコツについていろいろ書くので、よろしくお願いします。