買い物大好きOLが洋服を買わなくなった理由。1冊の小説がきっかけで無駄遣いを卒業しました

小説を読んでいる女の子の写真 洋服代を節約するコツ

買い物大好き!クローゼットの中にお洋服がパンパンだったわたしが変われたのは、実は、ある1冊の小説のおかけでした。

その小説は何かというと宮部みゆきさんの「火車」です。

今思うと、わたしが貯金できるようになった5大きっかけの一つはこの小説。それぐらい大きい影響を与えてくれた本でした。

どうしてこの小説のおかげで、わたしが買い物大好きOLから卒業できたか?を紹介したいと思います。

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実は、読んだ当初はあまり影響はありませんでした

そもそも、この小説を読んだきっかけは、もともと学生時代に友人が「面白いよ」って貸してくれたからでした。

火車は、カード社会や自己破産というテーマとからめて書かれたミステリー小説なのですが、友人はわたしの金遣いが荒いから貸してくれたわけではないです(笑)。

内容がとっても面白いよ~っていうことで、そのほかの小説と一緒に貸してくれました。

ところで、普通、カード社会や自己破産っていうテーマの場合、

  • 自己破産するのは本人が悪い(ギャンブルやショッピングにはまる、連帯保証人になるなど)
  • 逆に個人の問題より社会の問題(連帯保証人制度がよくない、返済能力を超えて貸す相手もよくない)

というアプローチが多いけれど、この本は違いました。

「幸せになりたい」その誰もが持っている気持ちが、自己破産への引き金になる。

そう書いてあったのです。

そのうえで、社会制度の問題が述べられているっていう風にわたしは読み取りました。

さくら
幸せになりたいって思う気持ちが自己破産につながるの?

と知って、当時のわたしは衝撃を受けました。

でも、一方でわたしは「でも、要はカードローンとかキャッシングをしなきゃいいんだよね?」

それだけは気をつけよう。

そんな風に思っていました。

なので、浪費家OLでもかろうじて借金しなかったのは「カードローン、キャッシングは怖い」ってこの小説でしみじみ思ったからでした。

だけど、最初はこの程度の感想で「お買い物好き」は特に治りませんでした

買い物大好きOLだったわたしがお洋服を買わなくなったきっかけ

ところで、昔のわたしはいつも

さくら
もっとかわいいお洋服があれば、もっとかわいくなれるのに

って思っていました。

かわいくなればファッション雑誌にあるような一ヶ月コーディネート特集みたいな生活になれるんじゃないかな~と勝手に妄想までしたり(笑)

さくら
今は、こんなコーディネートなんてお金ないからできないけど、OLになったら、お洋服はたくさん買える!!こんな感じなのかな……?

となんとなく思ったりして。

そんな学生時代を過ごした子がOLになれば、お買い物ざんまいになるのも当然。

それに、OL用の服なんて持っていなかったから、当時は必要経費とすらだと思っていました。

だけど、ある時、クローゼットや引き出しにたくさん入ったお洋服を見て、

さくら
わたし、こんなにお洋服を買ってどうするんだろう?

と、ふと我に返りました。

わたしは、いつの間にか着まわせないぐらいお洋服を買っていたんです。

さくら
わたし、なんでこんなに買っちゃったの?

同時に自分の中で「あれ?」っていう気持ちが出てきたんです。

そういえば、たくさんかわいいお洋服をもっているけど、学生の時に思い描いていた感じと違う!って。

学生の時は、たくさんのお洋服があったら幸せだろうな♪なんて思っていたのに、別にそこまで幸せじゃない。

あれ?

予定では「一か月コーディネート生活」だったはずなのに(苦笑)


実は、わたしが憧れていたのは華やかなOL生活で、たくさんのお洋服に囲まれていることではなかったんだ、ってその時初めて気がつきました。

もちろんおしゃれは大好き。

でも、お洋服をたくさん買って、ちょっとは周りの人にかわいいですね♪とか言われたけど、でも、思っていたような華やかなOL生活とはちがう、残業ばっかりの日々。

自分の思っていた理想と現実が全然違う~!!

その時、せっかく洋服に多くのお金を使っているのに、幸せを感じていないのは本当にもったいない!って思いました。

よーく考えてみると、当たり前のことなんだけれど

お洋服をたくさん買って今よりかわいくなったとしても、「一か月コーディネート生活」みたいなキラキラ生活が手に入るわけではありません(ちょっとは関係があるけど)。

手に入るものは、単に 「お洋服」。

わたしはそこに気がつかなかったから、すでにたくさんのお洋服やモノを持っていたのに、なんか満たされない、なんか幸せじゃなくて、お洋服を買い続けていました。

かわいいお洋服を買えば、何かが変わるような気がして。

だから、自分が本当に必要としている以上に買っていました。

この時に、火車の

「幸せになりたい」その誰もが持っている気持ちが、自己破産への引き金になる。

このメッセージをふっと思い出したんです。

わたしはカードローンやキャッシングをしてないけれど、幸せになりたくて洋服をバンバン買ってました

そう、火車とまったく同じでした。

火車から学んだこと

当たり前だけれど、「欲しいもの」はお金で買えるけれど、「幸せ」ってお金で買えません。

本当に当たり前に思えるけれど、でも、何かがきっかけで「人は、これを買うと幸せになれる」って思いこんでしまったりします。

そう思い込んでいると、買うときは幸せを買えていると錯覚しているけど、本当は買えてないので心が満たされません。

だから、たくさんのモノがあってもお買い物にはまってしまうんです。

「まだかわいいモノ・素敵なモノが足りないから、幸せになれてないんだ」って。

わたしはこのことに気がついたおかげで、お買い物OLから卒業できるようになりました。

もし、わたしが火車を読んでいなかったらここまで気が付けてなかったと思います。

そう考えると、わたしがお買い物大好き女子を卒業できたのは、本当にこの「火車」のおかげでした。

さくら
なので、貸してくれた友人には本当に感謝!

だから、わたしとしては真っ先に読んだ方がいいお金の本と言ったら、この「火車」なのです。

ちなみにレビューもすごく高評価!

20年経っても廃版にならずに今も読み継がれている傑作です。

だけど、もし世の中の人の評価が低かったとしても全力でおすすめするぐらい、わたしを変えた本でした。

わたしと同じような人は、ぜひ一度読んでみてください。きっと変われます。

さくら
ただ、長編小説なので本を読みなれてな人は図書館で借りた方がいいかも。昔の本だからきっと借りやすいだろうし。