この記事では、家計簿がめんどくさい人向けに、月数回書けばOKのずぼら家計簿のつけ方を紹介します。
- 「レシートがたまってるから書かなきゃいけないけど、やる気がでない。」
- 「また家計簿の計算があわない。なんで?!」
- 「簡単って言われたけど、でもうまくいかない。家計簿向いてないのかも……」
昔のわたしは、家計簿づけが苦手で苦手で10冊以上は余裕で家計簿を捨ててきました。

家計簿を買うお金が無駄遣い??
だけど、そんなめんどくさがり屋のわたしでも「家計簿のつけ方」を変えたら、あっさり家計簿づけが成功♪
なぜなら、細かい数字を合わせなくてもいい、さらに月数回しかつけなくてもいい家計簿の方法を見つけたからでした。
家計簿がめんどくさい原因って、やっぱり書くことが細かい&多くて疲れちゃうからなんですよね?
日々仕事や家事、育児で疲れているのに、さらにきちんと書かなきゃいけないってかなりキツい。
疲れててもできるぐらい「ラクな」家計簿づけにすることがとっても大事でした。
レシートをついつい貯めてしまう、めんどくさくて家計簿をつけたくない。でも、今度こそ頑張ってみたい!っていう昔のわたしのような人の参考になったらうれしいです。
ずぼら家計簿のつけ方とは?めんどくさいことはどんどん省いていこう
家計簿づけがめんどくさいなら、めんどくさい原因をなくしていくことが大事。
そこで、めんどくさい原因別の対策方法を紹介します。
- 計算がめんどくさいなら、100円単位、1,000円単位で家計簿をつける
- 家計簿づけが面倒なら、家計簿をつける項目、家計簿をつけない項目に分けて、書く量を減らす
ずぼら家計簿のつけ方1:計算がめんどくさいなら、金額は100円単位、1,000円単位でつける
家計簿の計算がめんどくさいなら、100円、1,000円単位で家計簿をつけましょう。
そもそも、家計簿ってお金の使い方を振り返るためにつけるもの。支出を合わせるものではありません。
そう考えると、3,980円でも4,000円でもどっちでもいいって思いませんか?
なので、家計簿の金額は100円単位、1,000円単位でつけても実は大丈夫です。
正しい金額で家計簿を記入していると、いつの間にか細かい端数が合わないってよくあるし(……ってわたしだけ?(苦笑))
大抵、記入ミスか計算ミスだったりするんだけど、原因を探すのも時間がかかって面倒くさい?
最初から4,000円にしておけば計算ミスや記入ミスもなくなるので家計簿づけがとってもラク。

でも、あまった20円(おつり)はどうしたらいいの……?

真面目に考えずに、20円は小銭貯金に入れちゃえばいいよ♪
なので、計算がめんどくさかった人は、ぜひ100円単位、1,000円単位で家計簿をつけて見てください。

わたしは電卓を使ってもなぜか計算が合わない人(涙)だったので、100円単位、1000円単位で家計簿をつけてます。
ずぼら家計簿のつけ方2:書くのがめんどくさいなら「家計簿をつける項目」「家計簿をつけない項目」に分けて、書く量を減らす

家計簿ってめんどくさくて、ついついレシートを貯めちゃう?あーもうほんとやだー!!

レシートをついつい貯めちゃう人は「家計簿をつける項目」「家計簿をつけない項目」に分けると、レシートが貯まりにくいよ♪
実は、家計簿って全部の項目について家計簿をつけなくても大丈夫でした。
その理由について「家計簿をつけない項目」「家計簿をつける項目」で詳しく説明します。
「めんどくさい項目」「書く意味がない項目」は家計簿をつけない
めんどくさい項目、あるいは書く意味がない項目は家計簿をつけないようにしましょう。
なぜなら、費用対効果が悪いからです。
これに当てはまる項目は
- 固定費(住居費、新聞代、NHK代、保険代、先取り貯金額、月謝など定期的で同額の支出)
- 家計簿に書くことが多すぎるもの(食費、日用品費など)
- (さくら流の家計簿づけをしている人向け)必ず支出がある項目(コンタクト代、生協代、まとめ買い代、交通費など)
などです。

なんで家計簿をつけなくても大丈夫なのか?について説明するね
固定費(家賃などの毎月「定額」の出費)は書く必要がないから
そもそも、同じことを毎月書く必要ってないです。
家計簿はあくまでお金の使い方を見直すためにつけるもの。収支を合わせるためにつけるものじゃありません。
同じことをずっと書くなら見直しても見直さなくても結果は同じ。
とはいっても、たまには変更することもあるので、固定費の支出についてはポストイットに書いて、それを表紙の裏とか1ページ目に貼るのがおすすめです。
変更するときは、日付とともにまたポストイットに固定費を書き出して上に貼れば、変化もすぐにわかります。
この方法だと書く手間が減るうえに見直すのもラクになります。
食費や日用品費は家計簿がめんどくさい最大の原因だから
食費や日用品費のレシートたちが、実は家計簿が続かない最大の原因です。
なぜなら、食費・日用品費は買う物も多いし、買い物の回数も多い、いろんな店に行きがち……とレシートの増える要素がたっぷりなので、本当に面倒くさいんですよね?
しかも、食費や日用品費って家計簿をつけたとしても
- 毎回買った物をきちんと書く→マメな人以外、大変すぎてギブアップ
- 1回に使った金額だけ書く→中身がわからないと見直せないから書いても意味がない
ので、マメじゃない人にとっては家計簿をつけてもつけなくても結果は同じ。
だったら、つけない方がラクですよね?
とはいっても、なーんにもしないと予算オーバーしやすいのも「食費・日用品費」
そこで、食費・日用品費の家計簿をつけない代わりに「袋分け家計簿」を使って赤字にならないようにします。
ちなみに、袋分け家計簿とは、「予算を袋(封筒)の中に入れて、その予算内でやりくりすれば家計簿をつけなくていい」という方法なのですが、
袋分け家計簿は「予算を袋の中に入れるだけ」じゃ予算内に収まりません……!!
ちょっとした細かいテクニックが必要。
一つ一つはたいしたことがなくて簡単なんだけど、簡単だからこそ雑誌でうまく伝わってなかったり、逆に読み飛ばしちゃったり。
なので、袋分け家計簿をやってみたけれどうまくいかなかったよ?っていう人は、ぜひ下の記事を読んでみてください。

(さくら流の家計簿の項目分けをしている人向け)必ず支出がある項目
さくら流の家計簿の項目決めをしている人向けだけど、必ず支出がある項目(例:コンタクト代、交通費、まとめ買い費etc)は、家計簿をつけなくて大丈夫です。
(さくら流の項目の決め方は下の記事で紹介しています。)

なぜ、家計簿をつけなくていいかというと、これらの項目で買った物は「無駄遣い」じゃないからです。
例えば「交通費」って節約しようがないですよね、基本的に。
こういう物は家計簿をつけても意味がありません。
これらの項目で大事なのは「予算を確保」することだけ。
なので「袋分け家計簿」で予算をしっかり確保するだけでOKです。
これだけなら実はめんどくさくない!家計簿をつけた方がいい項目
逆に、家計簿をつけた方がいい項目は下のような項目たちです。
例えば、毎月料金が変わるけど月1回しか書かなくていい
- 水道費
- 光熱費(電気代、ガス代)
- 通信費(スマホ代など)
さらに、頻度はさほど多くない
- 医療費
- 被服費
- 交際費
- 美容費
- 外食費
- 趣味費(月謝以外)
- プレゼント費
などです。
なぜ、これらは書く費目なのかというと、二つ理由があってこれらの家計簿をつけるのはめんどくさくないんです。
だって、毎日洋服なんて買いません。毎日美容グッズも買いません。毎日飲み会もありません。
ちょっと特別な時だけ、家計簿をつければいいんです。だから数日分レシートを貯めたってそんなに量もありません。
それに、これらの費目は頻度が少なくても1回当たりの金額が大きいです。
「月」や「年間」で見ると出費がかなり大きくなっているので、来年の予算を決めたり、見直したりするためには記録しておいた方がいい項目。
だから、家計簿をつけます。
まとめ:ずぼら家計簿のつけ方ならレシートが貯まりにくい!だから、家計簿がめんどくさい人でも続きます
この記事では、家計簿が面倒くさいけど、またやってみたい人向けに「ラクにできる家計簿のつけ方」について説明しました。
ポイントをおさらいすると、下の通りです。
- 家計簿は正確な金額ではなくて100円単位、1,000円単位でつけてよい
- 家計簿は全部の項目について記入しなくていい
- 家計簿をつけない項目は、面倒くさくて続かない、あるいは書く意味がない項目
- 家計簿をつける項目は、頻度が少なくて来年の予算を見直すときに必要な項目
家計簿づけって、レシートが貯まっていくとホントめんどくさくてやる気がなくなるんですよね。
結局、最後は「どうせ節約できないだろうし、家計簿なんてつけなくていいやー!!」って辞めちゃう。
だけど、この方法ならレシートの量が貯まりにくいから、ちょっと放っておいても大丈夫なので続けられます。
しかも、家計簿が続くようになると、自分でもできるようになった……!って実感するからやりくりが楽しくなります♪
わたしの方法が、家計簿づけに悩んでいるあなたの参考になったらとっても嬉しいです☺

このページで紹介した関連記事だよ。一緒に読むともっと理解が深まるよ♪
家計管理がラクになる家計簿の項目の決め方については、下の記事で紹介しています。
