こんにちは、さくらです。
今日は読者さんからの質問にお答えしたいと思います。
30歳を前にして貯金ゼロから本気で貯金しようと思い、今年から100万円貯金目指して頑張っています。
家計簿を付けて、先取り貯金をして、やりくりして……けれど本気で貯金を初めて半年目。
そろそろ息切れがしてきました。
気付けばいつもお金の事ばかり考えるようになってしまいました。
切り詰めるところは切り詰めて、使うところは使おうと思っても、上手くメリハリがつけられません。
お金を使うこと自体、辛く感じてしまいます。
さくらさんの最新記事を読ませて頂き、100万までは辛くても頑張ろうっ!と決意を新たにする反面、遅い貯金スペースや思うように貯金できないもどかしさで辛く悲しい気持ちになります。
もっと楽しい気持ちで貯金がしたいです。
貯金を焦ってしまう心や、お金のことばかり考えてしまう心は、どうすればいいでしょうか?
多分、質問者さんは
「29歳(30歳)から貯金なんて遅いよね💦無駄遣いばっかりして貯金しなかったの、ホント後悔💦」
「え?○○ちゃんって500万円も貯金あるの?!どうしよ……」
多分、こんな感じの気持ちがベースにあるからとにかく焦ってしまうんだと思います。
だけど、はっきり言います。
自分が貯金0で友達に500万円貯金があっても、30歳から貯金を始めてもまったく遅くないし、間に合います。
30歳から貯金じゃ遅い?→全然遅くないし、まだ間に合います
そうは言っても30歳から貯金じゃやっぱり遅い気がする💦って思うかもしれません。
でも、わたしから見ると
- 貯金する時間はたっぷりある
- 500万円の差は意外と大したことがない
ので、全然遅くないし、まだ間に合います
貯金する時間はたっぷりある
焦る一つの原因は、30歳=30年も無駄にした!!って思ってること。
でも、よく考えてほしいのですが、22歳から働いたとすると働き始めてからまだ8年。
65歳まで働くならあと35年もあります。残りの期間で十分取り返せるんです。
実は、無駄にした時間って「思っているより」短くて、「これから」の時間の方がずっと長い。
ついつい、昔のことを後悔したり反省して「無駄にした時間」のことばかり考えてるけれど、先のことも同じぐらい意識しませんか?
変われるだけの時間は十分にある、と自分を信じてください。
たった8年で後悔するのは早すぎです。
500万円の貯金の差は大したことがない
今の時点「だけ」で考えると、500万円ってすごい大金だし、それだけで人生が変わるように思うかもしれません。
だけど、長い人生で見ると、500万円の貯金は人生が決まるほどの大金じゃありません。
例えば、家を買う時に500万円安い家を買えば、それだけでもう同じ。
「どうしようもない差」じゃなくて「今からでも間に合う」差。
なので、友達の貯金額と比べて必要以上に焦らなくても大丈夫なんですよ。
貯金が遅いっていう焦りをなくすには?
実は、貯金が遅いって焦っている人って大きく分けて二つのパターンに分かれます。
- 毎月の貯金額を達成しているけど焦る人
- 自分が立てた目標金額に行かなくて焦っている人
パターンによって、対策方法が変わってくるのでそれぞれで説明したいと思います。
毎月の貯金額を達成しているけど焦る人
毎月の貯金額はちゃんと達成しているのに、貯金が遅くて焦る人は、他人(友人や雑誌の平均)と比較してませんか?
でも、さっきも言ったように数百万円なら人生レベルで考えれば全然問題ありません。
比較するべきなのは「他人の金額」ではなくて、自分が設定した目標をちゃんと守れているかどうか?です。
例えば、月3万円貯金すると決めたのなら、ちゃんと月3万円貯金できていればOK。
他人の貯金額と比較するよりも、自分の目標達成度に対して意識を集中することが大事です。
毎月3万円貯金を達成しているなら、「変われた」自分を思いっきり褒めてください。
昔の自分は出来なかったことができるようになっているからです。
そういう「変われた自分」をきちんと認めるようになると、自分に自信がついてきます。
自分に自信がつくと、焦りすぎずに

最近この節約生活にも慣れたし、もうちょっと頑張って貯金額を上げてみようかな?
って悲壮感なく、楽しく節約できるようになります。
自分が立てた目標金額に行かなくて焦っている人
月3万円なのに月1万円しか貯金できていない場合、やっぱり焦るのは仕方がないかなと思います。
ただ、いい焦り方とダメな焦り方があります。
いい焦り方は

今月1万円しか貯金できなかった、どうしよ💦今月の自分をどう変えれば、来月の自分は同じ失敗をしないかな?
って「改善策」と一緒に考えて焦ること。
そう考えて行動に移せば、月1万円より貯金額は必ず増えます。
これを毎月毎月繰り返していけばどんどん月3万円の目標に近づいていけるので、むしろいい焦り方。
一方、ダメな焦り方は

ヤバイ!1月は1万円しか貯金できなかったから、2月は月5万円貯金するぞ!
これこそ、The 失敗パターン。
月5万円は月3万円をクリアした人が、さらに自分の生活を一生懸命見直して頑張った先に到達できる金額。
月1万円貯金の人が、次の月はもっと貯金額増やそう!だけで達成できる金額ではありません。
焦ってこんな風に考えちゃうのは、貯金を簡単に考えすぎです。
節約や貯金って難しいって普段は思っているのに、一方で貯金を簡単に考えている。
めっちゃ矛盾してますよね💦
この矛盾した考え方こそが、実は貯金ができない隠れた原因なので、このThe 失敗パターンの考え方はどんなに焦っていてもやめましょう。
月1万円しか貯金できなかったときでも、焦って金額を次の月に先送りしない。
先送りしても貯金はできるようにはならないし、できない金額が積みあがるのでより焦るだけ。
目標金額に届かなかったら、焦りを「なぜできなかったのか?原因と対策を考えて行動する力」に変えましょう。
同じ焦りでも、後者の焦りの行動なら頑張りが報われます。
まとめ:貯金は未来の自分へのプレゼント。今、頑張っておくと未来の自分の助けになります。
この記事では、30歳から貯金を始めるのは遅い?どうしても焦ってしまうというお悩みについてお答えしました。
ポイントは下の通りです。
- 30歳でも貯金は遅くない。残されてる時間の方が長いので大丈夫。間に合う
- 他の人が500万円貯金があっても焦る必要はない。人生を変えるほどの金額ではない。
- 順調に毎月貯めているのに焦る人は、周りではなくて昔の自分と比較しよう。
- 毎月貯められなくて焦る人は、原因と対策を考えて次の月は改めて頑張ってみよう。
貯金って「大金を貯める競争」ではなくて「自分のよりよい未来のためにお金を貯めておくこと」
未来の自分へのプレゼントです。
そう考えると、他人と比較して焦ることも減るかなと思います。
未来の自分がちょっとでも夢を叶えたり、困らなくて済むように、お互いにコツコツ頑張りましょうね。

一緒に読むともっと理解が深まるよー!

